離婚届を出してきました。
金曜の朝、9時前の役所です。
【窓口は、すいていました】
朝いちばんだったからでしょうか。
待つことなく、すぐに通されました。
担当してくださったのは、
前に来たときとは違う方でした。
分からないところを聞いたら、
一つずつ詳しく教えてくださいました。
そっけなくもなく、
大げさに気を遣われることもなく。
淡々と、でも丁寧に。
ありがたかったです。
【思ったより、静かでした】
実は数日前に一度、
書類だけ書いて持ち帰っていました。
だからでしょうか。
当日は、特に何も思いませんでした。
泣くかもしれないとか、
手が震えるかもしれないとか、
そういうことは何もなく。
拍子抜けするくらい、
静かな朝でした。
大きな区切りの日は、
もっと劇的なものだと思っていました。
書類を出して、
説明を聞いて、
それで終わりです。
【日だけは、自分で選びました】
ひとつだけ、こだわったことがあります。
出す日です。
新しい戸籍ができる日なので、
どうせなら気持ちのいい日がよくて。
暦を調べて、大安の日にしました。
占いを全部信じているわけではありません。
でも、自分で決められることが
それくらいしかなかったので。
弁護士の先生には、
「大安に出しました」と
笑いながら報告しました。
言いながら、
自分でも少しおかしかったです。
【不安がないわけではありません】
役所を出て思ったのは、
ここから再出発だ、ということでした。
これからの人生を楽しもう、とも。
ただ、正直なところ
不安が消えたわけではありません。
どんな老後になるのだろう。
そして、いつか
寄り添える人に出会えるのだろうか。
考え出すと、きりがありません。
50代です。
やり直すには遅いのかもしれない、
と思う日もあります。
【おわりに】
でも、心配していても仕方がないんです。
考えて答えが出ることなら考えますが、
老後のことも、出会いのことも、
今日考えて決まるものではありません。
だったら、今日できることをする。
それだけだと思っています。
今日できたのは、
書類を一枚出すことでした。
今日はそれで十分だと思っています。

