朝、6時前に家を出ます。
歩くのは20分から30分ほど。
それだけの習慣です。
【始めたのは、ひと月ほど前でした】
もともと、朝は早いほうです。
以前は朝の早い暮らしをしていたので、
その習慣が体に残っているのだと思います。
ただ、ここしばらくは
眠りが浅い日が続いていました。
起きようと思っていた時間よりも、
ずっと早く目が開いてしまうんです。
起きてストレッチをしても、
朝ごはんにはまだ早すぎる。
その空いた時間に、
とりあえず外に出てみようと思ったのが始まりでした。
【歩くのは、川沿いです】
近くに川があるので、
そこに沿って歩いています。
朝のこの時間は、音が少ないんです。
鳥の声がして、
水の流れる音がして、
それ以外はほとんど何も聞こえません。
空気が透きとおっている、
という言い方がいちばん近い気がします。
天気のいい日には、
遠くに富士山が見えます。
その景色を見ながら歩いていると、
自然に呼吸が深くなります。
日中の空気とは、まったく別のものです。
【何も考えずに歩いています】
歩いているあいだ、
特別なことは考えていません。
考えごとをしようとして歩き始めたわけでもありません。
ただ、家にいるときと違って、
同じことを何度も思い出さずに済むんです。
すれ違う方に、
おはようございますと声をかけるようにしています。
全員にではありません。
目が合った方だけです。
それだけのことですが、
声を出した日は少し気分が違います。
それから、道の途中に
朝どれの野菜を売っている小さな小屋があります。
かわいらしい見た目で、
たまに覗いて買って帰ります。
早起きは三文の徳、でしょうか。
【寝坊した日は、やめます】
毎日歩けているわけではありません。
思いのほか眠れてしまって、
起きたら6時半だった日があります。
そこから起きてストレッチをして、
身支度をしていたら7時になりました。
その時間になると、
もう陽が高くて暑いんです。
だから、その日はやめました。
以前の私なら、
「決めたのに」と自分を責めていたと思います。
でも今は、
やめる基準を先に決めてあります。
6時半を過ぎていたら、行かない。
これだけです。
決めておくと、
歩かない日にも罪悪感がありません。
続けるために必要だったのは、
頑張ることではなくて、
やめていい日をつくることでした。
【おわりに】
もし、何か始めたいけれど続かないという方がいたら。
「毎日やる」と決めるより先に、
「こういう日はやらない」を決めてみてください。
私は20分から30分、
川沿いを歩くだけです。
大したことはしていません。
それでも、歩いた日の朝は
少しだけ機嫌がいい気がします。

