50代で、メルカリを始めました。
きっかけは、暮らしを新しくするタイミングで、
家の中の物を整理したことでした。
まだ使えるのに、もう使わないもの。
捨てるには忍びないもの。
そういう物たちが、思った以上にたくさん出てきたんです。
捨てるのは簡単です。
でも「誰かが使ってくれるなら」と思って、
メルカリに出品してみることにしました。
【最初は、ドキドキでした】
正直、最初は不安でした。
知らない人とやり取りするのも、
値段をつけるのも、発送も、全部初めて。
「50代でフリマアプリなんて、遅いかな」とも思いました。
でも、やってみたら——意外とできたんです。
最初に売れたのは、エルメスの付箋でした。
頂き物で、もったいなくて使えないまま、
大事にしまい込んでいたものです。
私には使う機会がない。
でも、とっておくだけでは、もっともったいない。
そう思って、思い切って出品しました。
500円で出品して、手数料と切手代を引いて、
利益は400円ほど。
金額は小さいけれど、
しまい込まれていたものが、
使ってくれる誰かの手に渡った。
そう思うと、なんだか嬉しかったんです。
【物が減ると、心も軽くなる】
売れるたびに、家の中の物がひとつ減ります。
これが、思っていた以上に気持ちいいんです。
物が減ると、部屋がすっきりする。
部屋がすっきりすると、気持ちもすっきりする。
しかも、お小遣いにもなる。
400円から始まった売上は、
気づけば、これまでに10万円を超えました。
家で眠っていたものたちが、10万円。
捨てていたら、ゼロ円だったお金です。
不用品がお金に変わって、
誰かの役にも立つ。
こんないい仕組み、使わない手はないなと思いました。
【私なりの、小さな工夫】
続けるうちに、自分なりのやり方もできてきました。
ひとつは、売上やお金の流れを表につけて管理すること。
いくらで売れて、手数料と送料がいくらで、手元にいくら残るか。
記録しておくと、安心して続けられます。
もうひとつは、梱包と検品を丁寧にすることです。
梱包材は再利用していますが、
金額の大きいものは、新品の段ボールを使います。
発送前の最終チェックで、
汚れや傷に気づいたときは、
そのままにせず、すぐに購入者さんへ連絡します。
そして、ひとこと手書きのメッセージを添えています。
「ありがとうございました」の一枚があるだけで、
受け取った方の気持ちが、少し違う気がするんです。
顔の見えないやり取りだからこそ、丁寧に。
おかげさまで、今のところ
トラブルなく続けられています。
【おわりに】
メルカリを始めてよかったのは、
お金のことだけではありませんでした。
「まだ使えるものを、ちゃんと次の人に渡せた」
という小さな満足感。
「50代からでも、新しいことができた」
という小さな自信。
家の整理を考えている方、
「フリマアプリはハードルが高い」と思っている同世代の方に、
少しでも参考になれば嬉しいです。
最初の一歩は、家の中の「もう使わないもの」を
ひとつ手に取ることから、です。

